戦果

戦果

　先日の日本の勝利は、本当に価値ある一勝である。確かにカメルーンのﾒﾝﾊﾞｰ構成不足及び戦戦術略的な過ち、急遽変更した日本の迷走を象徴する布陣でもあったが、それ以上に日本チーム全員が奮闘して勝ち取った貴重な勝ち点３である。
　新聞雑誌のサッカー評論家で、この１勝を喜ばないある意味否定的な記事やコメントを残している輩もいるが、この人達は、サッカーだけしか知らない、スポーツをあまりみない人間なのだと思う。もしくは上辺だけで、本当は日本を応援していない輩だと思い、少々、ヘドがでるし、君は早く評論家から退場した方がいいとは思う。
　サッカーは歴史の積み重ねが重要だ。

　先日の１勝は、日本の歴史史上、いわば、これから続く100年、200年の日本代表サッカー史上、W杯本大会アウェイの地で勝利した最初の勝利なのである。これはまさに歴史を刻む、本当に、貴重で価値のある1勝なのである。

　どのような強豪、ブラジル、ドイツ、アルゼンチン、チャンピョンズリーグでさえ、一流選手は”勝つ”ために、最終的には意図的に時間を上手く使い、痛くないのに派手に転がったりする。

　試合内容に不満もある者もいるだろう。確かに、私も色々思うところはある。しかし、あの1勝は、今後の日本サッカー史上における、第一歩であることは間違い。